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便潜血試験は、消化管の潰瘍性機転を引き起こす疾病の診断上重要な検査項目です。 大腸癌など消化管疾患のスクリーニング法として利用されています。 従来から実施されている化学法は原理的に偽陽性、偽陰性が避けられず、実施前に 食事制限が必要という問題点があります。一方、抗ヒトヘモグロビン抗体を利用した 免疫学的方法は、化学法に比較して、感度・特異性に優れ、食事制限も不要とされ ています。しかしながら、糞便中のヘモグロビンは腸内細菌により変性を受け、 その抗原性を低下させることや、体液蛋白成分の抗原抗体反応阻止により偽陰性の 可能性があります。 偽陰性の問題を解決するため、ヘモグロビンの他の血液成分に ついて、出血マーカーとしての妥当性を検討しました。その結果、トランスフェリンは その抗菌力が強いため糞便中での経時変化が少なく、ヘモグロビンと同時に測定する ことによって偽陰性の可能性を減らせるという事実を見出しました。この原理に基づき、 ミズホメディーでは1990年にヘモグロビン・トランスフェリン同時検出のキット「LA ヘモチェイサー」(ラテックス凝集法)を製品化しました。その後、さらに操作法を簡易化 した製品がヘモグロビン・トランスフェリン検出用試薬 ![]() |
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